咀嚼とは、食べ物を細かくなるまでしっかり噛むことですが、食べ物を噛み続けていると、顎が疲れてしまいますので、これをダイエットに利用します。
噛む作業に疲労が伴うと、少しの量でも食べ応えを感じることができるので、自然に食べる量が減るのです。
また、食べすぎを防ぐこともできるので、腹八分を意識しなくても、腹八分で食事を終えることができるのです。
例えば、スルメ、アタリメのような硬くてかみ砕いて飲み込むまでに何度も噛む作業が必要な食べ物を選ぶとよいです。
噛んでいるうちにだんだん顎が疲れてきて、「もうこれでご馳走様。」となるでしょう。
そして、噛む作業が増えることによって、唾液の分泌が増えます。唾液は、一般的に病原菌を抑える作用や殺菌作用、消化をよくする作用があると言われていますから、
体のことを気遣ったダイエットにつながると思います。
ほかにも、フランスパンのような硬いパンは、やわらかくて噛む作業が少ないソフトパンよりも噛む作業が圧倒的に多くなるので、おすすめです。
いきなり硬い食べ物だけに切り替えるのは長続きしませんから、普段の食事に少しずつ取り入れていくとよいでしょう。
健康的に痩せやすい食事に切り替えることができると思います。